初心者からブラジリアン柔術の青帯になるためにやっておいた方が良いと思うこと
これまで「自分が強くなるために工夫していること」や「試合で勝つために大切にしていること」などをまとめてきましたが、ある程度の運動に関する知見や経験がないと参考にするのが難しい内容だったので、今度は初心者からブラジリアン柔術をはじめる方に向けて、青帯になるためにやっておいた方が良いと思うことをまとめてみました。
なかなか昇帯できず、「一体どうすれば青帯になれるだろう?」と悩んでいる、白帯の方たちの参考になりましたら幸いです。
ベーシックな技術をマスターする
どんな競技でも「ベーシックな技術」の中にこそ、その競技で最も大切なエッセンスが凝縮されています。その深いところまでを理解するには相応の経験値が必要ですが、技術をマスターするところまでは練習すれば誰にでも可能です。
以下の御茶ノ水柔術の代表の宮下さんが公開されていた動画が、すごくベーシックな技術が網羅されていて学習に最適だと思いました。
ガード・エスケープについて
「相手を止めることができる」ということは柔術で最も必要となるスキルです。さらに言うと、早めに危険を察知して最悪の状態を事前に回避することが重要です。方法は人それぞれだと思いますが、何か自分が安心できるガードを見つけると良いと思います。
スイープ・極め技について
ガードで守ることができるようになったら、そこを起点として形勢を逆転するスイープや極め技をいくつか覚えていくと良いです。
そうすることでようやく「5分間ずっとやられっぱなし・・・」という状態から脱して、自分の試したい練習がスパーの中でできるようになります。
パスガードについて
スイープから反撃に移れるよう、ベーシックなパスガードの方法もしっかりとマスターしておくことが大切だと思います。
そうすることで、引き込みからの一連の展開が作れる状態になります。立ち技の習得には余程のセンスがない限り、使いこなせるまですごく時間がかかるものなので、まずそこは捨てても良いと思います。
セミナーで学ぶ
なかなか道場での練習だけではバランス良く技術を覚えることが難しい場合、各道場で開催されている初心者向けの柔術セミナーに参加するのも良いと思います。先生が変われば理解度も変わったりするので、ぜひ一度体験してみると良いと思います。
以下のセミナーが初心者の方にはオススメです。
ストライプル ヒルマ道場のベーシックセミナーには、私は白帯の頃から定期的に通っていますが、説明が分かりやすくて毎回すごく勉強になるので青帯になってからも継続して参加しています。色帯の方にもオススメです。
スパーリングで実力を発揮する
道場の先生はスパーリングで「どのくらい実力がついたか」を日々観察しているので、実際の動きの中で覚えた技が使えるようになるまで練習していると「そろそろ青帯かな?」などと気づいてもらえたりすると思います。
試合で勝つ
「試合で勝つ」ということは最も分かりやすい成長なので、先生も昇帯のタイミングとしやすく、道場の仲間たちにも納得感があるように思います。
まとめ
「だいぶ柔術の基本が分かってきたな」と周囲から思ってもらえるくらいの実力がつけば昇帯は近いと思います!
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ブラジリアン柔術の初心者および、青帯に関する記事です。あわせてお読みいただけると幸いです。
プロフィール
ギロチンチョークの刺繍が人気です
「ギロチンチョーク」はブラジリアン柔術などの寝技の練習をしている人なら、誰でも1度は練習したことがありますよね。私も好きな極め技の1つです。