ヒカルド・デラヒーバ杯 2018 マスター 青帯フェザー級で優勝しました!
ヒカルド・デラヒーバ杯 2018 マスター4青帯フェザー級で優勝しました!
青帯として初の試合。JBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)公式戦も初参加。前回の白帯カーニバルからは足首や膝のケガのために半年ほど間隔があいてしまったのですが、だいぶ状態が良くなってきたので久々に試合に挑みました。
1回戦はシードだったので、初戦はいきなり準決勝。スタンド状態で互いに譲らず、ポイントによる僅差の判定勝ち。決勝戦は、必殺のプレッシャーパスからVクロスアームロックを狙うも極めきれず、ポイントによる判定勝ちでした。
このトーナメントでの僕が自分に課したミッションは「新ルールに対応する」「青帯レベルでパスガードを試す」「アグレッシブに攻める」の3つ。僕は柔道をやっていることもあって抑え込みが得意ですが、20秒以上抑えるとルーチ(遅延行為)の反則が厳しくとられるルールに変わったので、そこへの対応が最大のミッションでした。
試合までの準備
朝食
- バナナ3本
- グリコ パワープロダクション CCDドリンク
- リポビタンD
試合当日の朝の時点でリミットまで2kgくらい余裕があったので、バナナを食べたいだけ食べてます。
昼食
- ウィダーインゼリー エネルギー 2個
- グリコ パワープロダクション CCDドリンク
- カカオチョコレート6個(試合会場の試供品)
仲間の応援のため10時半頃に会場入り。ウィダーインゼリーだけでも充分動けることが分かりました。
ウォーミングアップ
試合の1時間くらい前から、ゆる体操を60分くらい。いい感じで汗をかきました。打ち込みなどは特にしてません。初戦は54番目の試合でしたが、開始が15時頃になるなど待ち時間が非常に長いので、アップを始めるタイミングがとても難しいです。
マットをA〜Dの4面で進行していたことを考えると、デラヒーバ杯のマスターカテゴリーは参加人数が多くてかなりの盛り上がりだったように思います。
準決勝
過去の青帯の試合の映像をいくつかチェックして、「おそらく全試合、相手は引き込んでくるだろう」いう予測だったのですが予想外の展開が待っていました。
準決勝の相手はトップからの攻めが得意なタイプで、互いに相手を倒すか引き込みを待つ展開に。ファーストコンタクトの組手で「かなり立ち技ができる」と直感したのでテイクダウンを警戒し、隙をうかがい投げのチャンスを狙っていたのですが、残り時間30秒あたりまで互いに決定打がなく膠着。残り15秒に相手が引き込んできたところへパスガードを仕掛け、ほぼパスガードが決まる寸前のところで試合終了。ポイントの差での判定勝ちとなりました。
セコンドにはUFCでも活躍した「裸絞め十段」こと中村K太郎選手がついていて、あとで調べてみたところグラップリングも練習している選手だったようです。
対戦後には「本気で優勝狙って練習してきたけど、もっと練習するんでまたやりましょう!」と声をかけていただきました。強かったです。。。
決勝
決勝戦は、開始早々に相手が私の立ち技を警戒して引き込みにきたので、すぐにプレッシャーパスを仕掛け4分間ほどアタックを継続。相手が消耗したところでギアを上げて、パスガードをきめてサイドポジションを奪取。そこから袈裟固めにシフトして、残り15秒くらいからVクロスアームロックを狙いにいきました。ガードで力を使い切っていたのか抵抗する力が弱くて、もう少しで1本だったのですが残念ながら時間切れで試合終了。ポイントによる判定勝ちでした。
相手の方は総合系のジムでテクニックを教えたりもしている実力者で、過去には青帯フェザー級の大会で優勝された実績もある選手でした。試合後には「スイープしたかったけど隙間がなかった。。。動画で見て研究します」と声をかけていただきました。これは最高の褒め言葉でした。すごく嬉しかったです。
まとめ
今回の収穫は、同年代で自分以上の熱量で柔術に取り組んでいる方たちと出会えたこと。表彰台の待ち時間に対戦した2人と少し話をさせていただいたのですが、本気で優勝を狙って練習してきたこと、もっと強くなって次は勝ちたいと思っていることがすごく伝わってきて嬉しくなりました。久しぶりにライバルと呼べる存在に出会えた気がします。
このマスターカテゴリーで、今後も彼らとしのぎを削りあって、互いに切磋琢磨できたらいいなと思います。
プロフィール
ギロチンチョークの刺繍が人気です
「ギロチンチョーク」はブラジリアン柔術などの寝技の練習をしている人なら、誰でも1度は練習したことがありますよね。私も好きな極め技の1つです。