コヨーテハーフガードの攻防について

柳沢友也さんがコヨーテハーフガードのセミナーをやるということで、興味がありそうな道場の先輩も誘って今年オープンしたばかりのOOTA DOJO BJJへ行ってきました。大宮駅の東口から歩いて約8分くらい。ビルの5Fです。

コヨーテハーフは別名「ニーツイストハーフ」「ルーカス・レイチ」とも呼ばれていて、脇を差した攻防からアウトサイドフックを使った技術体系です。今回は、この技術体系における柳沢さんの勘所みたいなものが知りたくて参加してきました。

大宮駅東口から徒歩8分です
郵便ポストに看板が(笑)

コヨーテハーフガードで大切なこと

コヨーテハーフを使うにはまず脇差しの攻防で相手に勝つ必要があります。そこから相手を崩して、スイープやバックテイクを狙います。相手のプレッシャーを逸らす技術なので、体格差のある相手にも有効です。

今回のセミナーで習ったこと

セミナーはコヨーテハーフへのエントリーから、ドッグファイトの攻防がメインテーマでした。初心者が覚えておきたいベーシックなところをカバーしながら、柳沢さんが得意な柔術レスリングの技術を応用したようなテクニックもありました。

以下は、セミナーで「ここ重要!」と思ったポイントです。

  • スタンディングからハーフガードへ引き込む姿勢
  • ニーシルドからの脇差しで気をつけるところ
  • 襟を取られた場合のグリップカット
  • アウトサイドフックの作り方
  • ドッグファイトの攻防(オーバーフック解除&スイープ)
  • 脇を差せない場合の対応(腹這いからアンダーフック)
  • 立ってきた相手へのスイープ(シッティングから背中を向けて)
  • ニースライスパスへの対応

セミナー動画はこちら

栁澤柔術のオフィシャルサイトで動画が購入できます。セミナーに参加すると、動画をあとでいただけるのでとてもお得。柔術やってるスタッフが撮影しているので、「ここ撮っておいて欲しい!」という部分がしっかり撮れてます。ありがたやー。

コヨーテハーフガードの攻防の位置づけとは

今回のセミナー内容は、細かなディテールの違いはありましたがBJJ LAB 竹浦さんの教則動画「初めてのハーフガード」に収録されていたのとほぼ同じ。コヨーテハーフは初心者にも重要なテクニックということでしょう。以下は、竹浦さんの教則動画の説明文の引用です。

軽量級でも勝てるハーフガードの基礎がここに。ハーフガードは不利なポジションじゃない
大切なコンセプトを覚えればハーフガードはあなたの武器になる。

竹浦正起「初めてののハーフガード」 :BJJ JAB

すでに販売終了のため現在は購入できないですが、おもにハーフガードへのエントリーから脇差しの攻防・ドッグファイトの攻防について収録。約30分くらいで大切なところがまとまっている印象。入門編として、とても分かりやすいです。

また、吉永力選手は以下のように説明されています。

ハーフガードにおいてアンダーフックの攻防は非常に大事な展開です。そのためまずアンダーフックを取るための方法を説明しています。

アンダーフックが取れた後はニーツイスト、サイドクリンチ、リバースハーフからの展開を紹介しています。この3つのポジションはハーフガードにおいて強いポジションであり、アタックも強くパスガードもされづらいポジションです。

吉永力「ハーフガード」:トライフォース柔術オンライントレーニング

「ニーツイスト」とはアウトサイドフックのこと。「サイドクリンチ」とはドッグファイトの攻防なので、ほぼ同じ攻防がテーマになっています。こちらは約2時間30分かけて様々な展開でのテクニックを解説。攻防の全体像の理解に最適です。

また、日本人最強ハーフガーダーの岩崎正寛さんがnoteで以下のように言及しています。

脇を差したら次にやることは、まず寝ることだ。
一番強い崩しとはマットに寝ることだ。柔術では「ぶら下がる」ともよく言う。全体重を使い効率よく相手を崩すことができる。

手をついたら次にやることは足の組み替えだ。ここでニーツイストと言うハーフガードの中で細分化されたガードの一つが出てくる。別名コヨーテハーフともよく言う。

これは世界的に有名なハーフガーダー「ルーカス・レイチ」が得意だったものでこの体勢は攻守ともに優れている

岩崎正寛「ハーフガードの教科書」:note

このように、コヨーテハーフはハーフガードの技術体系のなかでも重要な位置づけにあると思われます。

また、柳沢さんから習ったいくつかの技は、相手を逃さない独自の工夫がされているように思いました。セミナーでさらっと紹介されていましたが、レベルの高い相手でも逃さない、すごくタイトな技術という印象です。

セミナー終了後に柳沢さんにいろいろお聞きしたので、次回の記事で紹介します。以下は2年前のインタビューです。

まとめ

所属道場の紫帯3人衆でお世話になりました!

道場の仲間と一緒にセミナーを受けると、技術的に意識するべきポイントの擦り合わせができているので打ち込みの精度が上がりオススメです。道場の自主練習会で我々がプチセミナーをやったこともあって、練習するほとんどのメンバーのコヨーテハーフの受けが上達してます(笑)

また、コヨーテハーフの攻防が分かってきて「この繋ぎになるところや、派生する展開の対応を覚えておいたほうが良いな」と思っていたら、晝間先生のベーシックセミナーで既にいろいろ習ってました。柳沢さんのセミナー動画で学習しながら、過去のベーシックセミナーも復習してみようかな。

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