柔術愛好家が日常会話でよく聞かれる質問への回答文例6選

たとえば、新しい職場環境の自己紹介で「趣味はブラジリアン柔術です」と答えてしまうと、必ず聞かれる質問がいくつかあります。日常会話でも、趣味や特技について語る流れからそういう状況になることが多々あります。

そんな時にいつも回答に困る頻出の質問があるので、自分なりの最適解についてまとめてみました。

ブラジリアン柔術を知らない人にとって、もっとも頻出の疑問ですが、深く話しすぎると「〇〇ってなに??」「〇〇って誰ですか?」などの深掘り質問が相次いで泥沼にはまってしまうので、軽めに回答するのがオススメです。

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ルールは違うけどルーツは同じなので、すごく似ています。

しかし、柔道には投げ技の1本勝ちがありますが、柔術では2ポイントのみ。それから、柔道では「抑え込み」でキープすれば1本勝ちですが、柔術は抑えすぎると「遅延行為」の反則になるという違いがあります。

世間一般では嘉納治五郎も木村政彦もほぼ知られていないので、そこにはあまり触れないほうがよいです。

軽く格闘技の知識がある人から、たまにもらう質問なのですが、深く話すぎると「〇〇ってなに??」「〇〇って誰ですか?」などの深掘り質問が相次いで泥沼にはまってしまうので、これも軽めに回答するのがオススメです。

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カポエイラも起源はブラジルですが、全く別の格闘技です。

カポエイラは、アフリカから連れてこられた黒人奴隷たちが支配者から身を守るためにダンスに見せかけて発展させた足技主体のアクロバティックな格闘技になります。

世間一般ではエリオ・グレイシーもコブリンヤもほぼ知られていないので、そこにはあまり触れないほうがよいです。

聞き手が「話を広げよう」として頻出で質問される問いの1つですが、他武道と色帯のレベル感がかなり異なるので、詳しく説明しすぎないほうが良いです。

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白帯・青帯・紫帯・茶帯・黒帯と、ざっくり5段階あるのですが、そのなかの〇〇帯です。

とくに空手や少林寺拳法などの色帯のレベル感とは全く違うので、理解してもらうには説明がすごく大変です。

これも聞き手が「話を広げよう」として頻出で質問される問いの1つですが、柔術愛好家にとっては常識レベルの「バックチョーク」「三角絞め」などの名前もほぼ認知されていないので、可能な限りシンプルに答えたほうが無難です。

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腕を狙った関節技が得意です。

ちなみに、うちの会社の同僚には「裸絞め」「ギロチンチョーク」などの名前がまったく理解されず、結局「相手の首を絞めるのが得意です」という物騒な伝え方になりました(笑)

これも聞き手が「話を広げよう」として頻出で質問される問いの1つですが、正直に「週7日」ですと答えてしまうと、「やばい人」認定されて説明が大変になるのでので、ちょっとぼやかしておくくらいがちょうど良いかなと思います。

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仕事の目処がついて練習に行けそうな日は、頑張って通ってる感じです。

練習して「上達を楽しむ」という感覚は同じような経験のある人にしか理解が難しいので、毎日のように練習することはストイック過ぎるように思われてしまったりします。

ブラジリアン柔術を知らない人たちが最も疑問に思うことであり、最も答えに困るのが「なにを目指しているのか」という質問。これまでにいろいろ試してきましたが、いまのところ以下の回答がベストだと思っています。

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たくさん練習しているからといって、必ずしも何かを目指してなきゃダメですかね。

たとえばゴルフをたくさん練習している人には、ただ「ゴルフが好き」「スイングの上達が楽しい」って人もいますよね。そういうのと全く同じような感覚なんです。

正直に目標を答えるのもありですが、そもそもの前提条件のところから説明すると納得感があります。

プロフィール

TUNETOMO 取材・文/イラスト

柔術紫帯。柔道黒帯。上級ウェブ解析士。デジタルマーケティングによるWeb戦略提案とUI/UXディレクションが専門分野。柔術とイラストレーションと洋服が好きすぎて、オリジナルのアパレルSHOPまで作ってしまった。

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