もしあと1年で人生が終わるとしたら?

ふらっと立ち寄った書店で読んだ「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」という本が興味深くて、そこに書いてあった質問に自分なりに答えてみたくなりました。

この本は、これまでに3500人以上の患者さんを看取って「よりよい人生とは何か?」を考え続けてきた医師が、後悔なく生きるために考えた17の質問から成り立っています。人は「死」を前にすると、必ず自分の人生を振り返り、自分の人生で誇れること、後悔していることなどを少しずつ整理して、最終的に多くの人が「良い人生だった」と納得して穏やかにこの世を去っていかれるとのこと。

私も社会人としてのキャリアが終盤に入ってきているので、自分が「どう生きるのが幸せなのか」「本当は何がやりたいか」を考えてみました。

おもな質問と私の回答

質問1:自分の人生に意味があったと思いますか?

子供と関わる時間がとても多かったので、いろいろと一緒に経験したり考え方などを伝えられたことは、自分が生きてきた「意味」でもあったのかなと思ったりします。志望する業界で活躍できることを心から願ってます。

質問2:どうしてもやりたいことはありますか?

できるだけ長く柔術を続けたい。もっと上達したいです。

質問3:いま、後悔していることはありますか?

あまり後悔はないのですが、しいて言うなら美術大学への進学を選ばなかったこと。もっと情報収集できていれば、遠回りせずに済んだかな。ただし、当時の選択の延長線上に今の生活があるので、これで良かったのだと思ってます。

質問4:これからの人生で何を大事にしたいと思いますか?

大事にしたいのは家族と柔術。それらを守るために仕事を頑張ってます。

質問5:もしあと1年で人生が終わるとしたら、どう生きますか?

いつも通りに過ごして、普段通りの日常で十分ですが、柔術で悔いを残さぬよう大きめの試合にはチャレンジするかもです。

まとめ

人生の終わりを意識することで、自分の本当の気持ちが明確になります。いろいろと整理してみると、自分の場合は家族と柔術が最も大切なんだなと思いました。ここでは17の質問のうち5つだけピックアップして回答してますが、他の質問も深いですよ。

プロフィール

TUNETOMO 取材・文/イラスト

柔術紫帯。柔道黒帯。上級ウェブ解析士。デジタルマーケティングによるWeb戦略提案とUI/UXディレクションが専門分野。柔術とイラストレーションと洋服が好きすぎて、オリジナルのアパレルSHOPまで作ってしまった。

必須の技術を忘れないために

えび

ブラジリアン柔術などの寝技の攻防で必須の技術の1つに「えび」というムーブがあります。えびのように身体を曲げ伸ばしして、下からのポジショニング調整に使うのですが、初心者はおろそかにしがち。

そんな基本ムーブを忘れないよう、普段から刺繍グッズを身につけるのはおすすめです!