ストライプル早稲田ヒルマ道場 ベーシックセミナー「セッション2」に参加してきました

晝間先生のベーシックセミナーに参加してきました。今回のテーマは「セッション2」。ミニセミナー + 個別セッションという企画の第二回。今回のミニセミナーのテーマは「デラヒーバ解除」でした。

セミナー内容について

いまどきのデラヒーバと昔のデラヒーバ

いまどきのデラヒーバ
昔のデラヒーバ

現在は片側の膝から上にフックするのが普通ですが、昔は足のフックを深く差し込むほうがベーシックだったそうです。技のセオリーは時代とともに変わってますね。

今回は、デラヒーバ解除に関するミニセミナー・・・のはずでしたが、セットリストを見ての通り、いつも通りのボリューム。こんなご時世なので参加者は少なめでしたが、個別セッションもあるので非常にお得でした。

序章 デラヒーバの今と昔
① 対処のコツ1:まず膝を曲げない・膝を外に向ける
② 対処のコツ2:襟や袖のグリップを切る
③ デラヒーバフックのはずし方:脛を押す・膝を押す
④ はずしただけではウエイターガードが来るよ
⑤ フックじゃないほうの足のコントロール
⑥ キックで解除して・またいでニースライス
⑦ 裾をグリップしてくるタイプへパスガード(膝を下げさせ、枕&膝下まわしパス)
⑧ 足を抱えてくるタイプへのパスガード(膝を下げさせ、足をまたいで枕)
⑨ 袖を持って深いフックをしてくるタイプへのパスガード(腰を前に出して、レッグドラッグ)
⑩ 襟・袖を引かれてグリップが切れない状態からのパスガード(腰切りでフックを外し、スライディング→パス)
⑪ フックの内側に腕を差して踵のグリップ解除 → オーバーアンダー
⑫ 回転していきなりバックテイク

最後の技は「柔道の前方回転」っぽい動きからベリンボロエントリー。なかなか難しいです。

個別セッション

地味な技術なので、よりポップに仕上げてみました

参加者ごとにマンツーマンで教えてもらいたいことをリクエスト。中井先生の練習会「GRIP」みたいな感じ。私はサイドポジションからの攻撃をリクエスト。足を組んでニーオンやマウントを防ごうとしてくる相手への対処など。相手のつま先を引きつけて、反射運動にあわせて一気にマウント・・・などなど、眼から鱗なアドバイスをゲット!(喜)

まとめ

晝間先生のセミナーは「身体の構造を活かした動き」や「人間の反射運動を利用する」などの説明があって、他ではなかなか教わる機会のない話が聞けたりするのでとても勉強になります。参加費用も良心的なのでオススメです!

今回は先生の著書「柔らかい力」発売1周年記念で、本を持参すると参加費1000円引きと大変お得でしたー!!

プロフィール

TUNETOMO 取材・文/イラスト

柔術紫帯。柔道黒帯。上級ウェブ解析士。デジタルマーケティングによるWeb戦略提案とUI/UXディレクションが専門分野。柔術とイラストレーションと洋服が好きすぎて、オリジナルのアパレルSHOPまで作ってしまった。

ギロチンチョークの刺繍が人気です

ギロチンチョーク

「ギロチンチョーク」はブラジリアン柔術などの寝技の練習をしている人なら、誰でも1度は練習したことがありますよね。私も好きな極め技の1つです。