柔術の練習にラッシュガードは必要なのかと、着用するメリットについて
小学生の頃からずっと柔道をやってきたので地肌に道着を着ることが普通でした。そのため、最初の頃はブラジリアン柔術の練習仲間がなぜラッシュガードを着るのか理由が分からなかったのですが、今ではすっかり必需品となっています。
そこで今回は、練習でラッシュガードを着用することで得られるメリットと、その選び方についてまとめてみました。
ラッシュガードを着用することで得られるメリット
道場によってはラッシュガードを着用することが必須の場所もあるくらい、ブラジリアン柔術の練習では着用することが常識となっています。その1番の目的は「汗をかいた地肌との直接的な接触の回避」という練習仲間への配慮やエチケットの意味合いが大きいです。
私も練習仲間への配慮が目的で着るようになったのですが、今では以下の目的のほうが大きいです。
体重管理やコンディショニング・ケガ回避のために
ラッシュガードやスポーツタイツを道着の下に着て、練習で多めに汗をかくことを目的に着用することがあります。長袖のラッシュガードやロングスパッツを道着と重ね着をすることで、汗をかきやすい状態にしてカロリーを消費したり体脂肪を燃焼させることを意識します。
また、少し高価ですがCW-Xなどに代表される「コンディショニングウェア」と呼ばれるカラダを守ったり動きやすくするためのウェアを愛用しています。マスター世代はケガをすると長引くことが多く、特に膝のケガで深刻なダメージを負いやすいので、膝のケガ予防かつパフォーマンス向上を目的に着用することが多いです。ちなみに、ジョギングや打撃の練習でも着用しています。
ノーギやグラップリングの練習のために
柔術の練習後にノーギの練習をすることがけっこうあるので、ラッシュガードを着ていると道着を脱いだらすぐにノーギやグラップリングの練習ができるのがすごくいいです。
また、練習中に体温が上がりすぎた際、下にラッシュガードを着ていると周囲の目を気にせず道着を脱いで休憩することもできるので便利です。
そんなことを柔道の練習でやってしまうと、指導者から「ここは修行の場だぞ!」と怒られたりするのですが、ブラジリアン柔術の練習ではそんな空気にはなりません。
ファッションとして
お気に入りの道着やお気に入りのラッシュガードで、スタイリングを楽しめるのも柔術の魅力の1つ。人気ブランドのものは値段が少々高めだったりしますが、品質が素晴らしかったりデザインがカッコよかったりするので練習のテンションがあがります。
先輩たちからは「ラッシュガードは消耗品だから高いのは必要ないよ」と言われますが、1枚くらいはお気に入りのラッシュガードを持っておくのがオススメです。
まとめ
ラッシュガードは着用することで練習仲間に対する配慮になり、自分にもメリットが大きいのでぜひ準備しておくことをオススメします。
練習頻度にもよりますが洗濯してもすぐに乾くので、まずは半袖を1枚買って必要に応じて長袖や機能性の高いものを買い足すのが良いと思います。
ブランドによってフィット感がけっこう違うので、練習仲間に着心地を教えてもらったり、いろいろと試してみると良いと思います。1着目はコスパの高いアンダーアーマーがオススメです。
プロフィール
ギロチンチョークの刺繍が人気です
「ギロチンチョーク」はブラジリアン柔術などの寝技の練習をしている人なら、誰でも1度は練習したことがありますよね。私も好きな極め技の1つです。