WordCamp Tokyo2019 撮影スタッフとしての参加レポートとその魅力について
WordCamp Tokyo2019に撮影スタッフとして参加してきました。いろいろと面白い経験ができたので、時系列で紹介していきたいと思います。
今回の参加動機
- 前回のWordCamp Tokyoで気持ちの良いコミュニケーションで写真を撮っていたmimiさんが会社の近所で道に迷っているところに遭遇。道案内の際に今回は実行委員長を務めると伺って「この人の頑張る姿が見てみたいな」と思い参加を決めた
- WordPressコミュニティーの撮影スタッフが、どういうワークフローで動いているのかを学ぶ機会にしようと撮影班を選択
- 仕事で室内撮影をする機会がけっこうあるので、練習にちょうど良いと考えた
撮影班オリエンテーション
まず開催前におこなわれる撮影班のオリエンテーションに参加。当日の業務や進行について細かく打ち合わせ。事前にまとめていた疑問点や懸念事項などを、いろいろと質問させていただきました。
私は、EFルームのメイン担当だったのですが、ここはスポンサーブースばかりの部屋。今回のスポンサー数は過去最高の34社(昨年の倍)。過去最大規模の部屋での展開となり、初の出張バリスタによるラテアートのコーナーもあり、開会式やセッションなどもおこなわれるなど、やること盛りだくさん。それを私を含め3名のメンバーで撮影するという計画を知らされます。
最大のミッションは、スポンサーの写真を34社もれなく撮影すること。「スポンサーが整列しているカット」「ブースが賑わっているカット」の2種類が必須。撮影班のリーダーより「バリスタもしっかり撮って欲しい」という要望もいただく。これは大変なことになりそうだと予感していました。
撮影当日の朝
開始1時間半前に到着して、試し撮りやカメラのセッティングをしていたら今回の撮影パートナーとなるnirecomさんと遭遇。事前のオリエンテーションには参加していないとのことだったので、自分たちのミッションや撮影方針などを共有しました。
本当はもう1名いるはずのEFルーム担当。彼は集合時間になっても現れず、ようやく来たと思ったら午前中にどこかへ消えてしまいました。これが話には聞いていた「ボランティアのメンバーをまとめることの難しさ」なのかと実感。残された2人は「このメンバーで役割を完遂するしかない」と一致団結するのでした。
昼食はお弁当
EFルーム担当にとっての最大の山場である「スポンサーブースを巡回するツアー」の1回目撮影終了後に昼食タイム。スタッフ休憩室にお弁当が用意してありました。
いくつか種類があったのですが、私はステーキ弁当をチョイス。なかなか美味しかったです。nirecomさん・ブースツアーのMC担当さんと「34社ってかなりハードだよね」と、食事しながら午後の部に向けて作戦会議。
1社あたり1分のPRタイムで、それを34社。およそ40分以内で終わらせる計画が大幅に伸びて約3倍の時間を要していました。さらに、撮影できるスペースが狭いのでブース前の人垣や人混みの合間から必死でベストポジションを絶え間なく探し続け、激しく体力と集中力を消耗。午後はもっと効率良くやろうよとアイデアを出し合いました。
撮影した写真など
Jetpackのブース担当の女性に「髪型カッコイイですね!」と声をかけ、日本語の分かるスタッフに通訳してもらって一緒に写真を撮らせてもらうという謎の行動力を発揮(笑)
「スポンサーブース担当3人(MC+カメラマン2名)で記念写真を撮りたいね」ということで、近くで休憩していたYuuriさんにnirecomさんのカメラで写真を撮ってもらいました。
閉会式後、「私はアジア担当だからいらないかー」とこの場を去ろうとする高野さんを「アジアも必要です!」と呼び止めて、東京の実行委員長のmimiさんのTのハンドサインをTT兄弟ネタでのボケなのかと思って「なんでTやねん!」とツッコミを入れたのち「すみません。あってました!Tでお願いします」と説得して、なんともチャーミングなハンドサインの実行委員長コラボが完成。
アフターパーティーは、記念撮影の際に仲良くなったYuuriさんと参加。ソファー席で飲んでいたら、そこにAutomatic社のブースでPRをしていたブロンドヘアーの青年スタッフも加わり、お互いの「アウトドア好き」「新潟ファン」「自宅が近い」などの共通点から意気投合。今度一緒に山登りに行くことに。
彼はいま写真に興味があって、スポンサーブース撮影時に被っていた帽子で私を覚えていて声をかけてくれた様子。「じゃあ今度、一緒に山に写真を撮りに行こう!」となりました。アメリカ出身の友達は人生初かな?
まとめ
WordCamp撮影班に参加して得られたもの
- 「写真」という共通の話題から友達が増えた
- 単独ではなく、チーム単位での撮影ワークフローを経験
- WordPressに関わる仕事仲間が増えた
- 仲間の機材や撮影テクニックに学びがあり、今後の刺激となった
- 実行委員長の懸命な姿に感動
- IPTC情報の設定方法と効率的な作業フロー
- 自宅のADSL回線では写真データの送信に時間がかかりすぎるという気付き
今回は運良くスキルの高い仲間に支えられて困難を乗り越えられましたが、ここぞという場面で頼りになるのはやっぱり「約束を守れる人」と「自分のミッションをやり遂げる覚悟のある人」だなと思いました。そして、そういう人たちのほうが目を見張るような一芸を持っていたりしますね。
今回の撮影チーム、いいメンバーでした。そして大変だったけど楽しかった!
ノベルティグッズもらいました
WordCampの楽しみといえば、スポンサーブースなどでもらえるノベルティーグッズの数々。この写真の他にもチョコレートやアメ、ボールペン、Tシャツなどいろいろゲットしました!
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Snow Monkeyさん、記事で私の撮った写真をたくさん活用してくれてます!
実行委員長 mimiさんの振り返りレポート。私もちょこっと記事中に登場してました(喜)
以下はWordCamp新潟の実行委員長でもあり、スポンサー(ウェブ解析士協会)でもあるコスギスさんからの言葉。これも嬉しいなー。
賑やかな感じが出てて、東京の雰囲気がぎゅっと詰まっててステキだなあと。カメラマンって、その瞬間の動きも音も一枚の写真に留めるからすごいですよね。
WordCamp新潟2019 実行委員長 コスギスさん
プロフィール
ギロチンチョークの刺繍が人気です
「ギロチンチョーク」はブラジリアン柔術などの寝技の練習をしている人なら、誰でも1度は練習したことがありますよね。私も好きな極め技の1つです。