マスター世代の柔術愛好家が語るクエロ20Fの魅力と活用方法について
tunetomo
10年くらい乗っていたミニベロが経年劣化で寿命がきてしまい、ついに2013年の発売以来ずっと憧れていたクエロ20Fを購入。コロナ禍で自転車に乗る機会が増えたので思い切っての買い替えでした。
クエロ20Fは、マスター世代なら少年時代に誰しも憧れた伝説的ロードバイク「ブリヂストン・ロードマン」のDNAを受け継いだ子孫のような存在で、本格的なクロモリフレームにクラシカルなパーツを装備したトラディショナルスタイルながら、高すぎない価格設定のクロスバイク（ミニベロ）です。
クロスバイクとしては良心的な価格設定ですが、５万円を超えるとなると一般的な感覚では高価格帯です。そこで今回は柔術愛好家視点でクエロ20Fの魅力や活用方法についてまとめてみました。購入を検討している方の参考になりますと幸いです。
ハンドルはブルホーンバーを選択
トレーニングも兼ねて自転車で長距離を走って遠くまで行ってみたいと考えていたので、長距離用のブルホーンバーが最初から装着されているサイクルスタジオ ハクセンさんのカスタムモデルを選択。バーテープがブラウンカラーのレザー調になっていて、アウターワイヤーのゴールドもいい感じです。
自転車のレビューサイトによると、初期装備のフラットバーハンドルは街乗りには良いのですが、長距離だと腕に負担がかかってしまうようなので、ロードマンみたいにドロップハンドルにしても良さそうです。そうするとBrunoのミニベロっぽい雰囲気になります。
それから、買い物やトレーニングジム・道場への移動にも使用するので、利便性を考えて前カゴとサイドスタンドを追加。クロスバイクに前カゴをつけるとデザイン性が損なわれがちですが、クエロ20Fはオプションパーツとして純正のカゴや泥除けなども用意されていて、それらを取り付けることが想定された設計になっているのが良いです。
 | 価格:62,191円 |
乗り心地や用途などについて
クエロ20Fのクロモリフレームが腕や体に振動が到達する前に適度に衝撃を吸収してくれるので乗っていてすごく楽です。そのため、街乗りもいいけど以下の記事でも言われているように長距離を走ることにも適しているので、自分の目的にはピッタリでした。
また、学生時代にドロップハンドル車に乗っていたので心配していなかったのですが、思った以上に前傾姿勢で最初は戸惑いました。しかし、YouTubeでサドルの位置調整や骨盤を立てる乗りかたなどを学習して試してみると、しっかりペダルに体重が乗るようになって乗車姿勢が安定。すでに相棒のような存在となってます。初動負荷トレーニングのおかげもあって、全身の連動性と蹴りこむ力が増しているのでグイグイ前に進みます。
脊柱起立筋あたりを意識することで、体幹やベースの強化にもなっているように思います。
フレームサイズは510mmと450mmの２種類ありますが510mmを選択。身長160cm未満なら450mmのほうが良いと思います。
屋外保管での防サビ対策
屋内に自転車を保管するような運用は避けたいと思っていたので、サビによる劣化の懸念が購入のボトルネックとなっていたのですが、いろいろと調べてみたところ防サビスプレーを活用することで予防できる見通しがつきました。定期的に防サビ剤を塗ることで、今のところ屋外保管でもサビを防止できてます。
ポイントは、駐輪場やインターネットを介して中古のクエロ20Fの錆びている部位をよく観察することで、どこに防サビ剤が必要なのかを把握しておくことです。とくに金属パーツで未塗装の部分を中心に、直接スプレーするのではなく布などに染み込ませてから塗っています。
サビがでやすいところ
- チェーン
- スポーク
- スタンド
- ボルト・ネジ
- その他、未塗装の金属パーツ
タイヤ・ブレーキ・シート・ハンドルグリップなどの防サビ剤の皮膜ができること支障をきたす部位にはマスキング処理をすることも大切です。
購入する店舗問題
購入する店舗は、近所の自転車屋か、それともインターネット通販かすごく悩みました。インターネットで買うのはお手軽だけど、購入後に修理やメンテナンスでお世話になるのは近所の自転車屋さんなので、どうするのがベストなのか長い間検討をしていました。
そして、最終的にはインターネット通販を選択。防犯登録もインターネットで完結できるし、自分のイメージに近いカスタムモデルがネットショップにあったことが決め手となりました。
まとめ
最終的に人気の高いジャイアント エスケープR3とクエロ20Fのどちらにするかで迷ったのですが、自分の生活にはクエロ20Fのほうがフィットしていました。やっぱりミニベロは省スペースなのがいいです。しかも無料で3年間自転車盗難補償に加入できて、万一盗難にあっても3000円で代替車を購入できるのも安心です。
目的もなく長距離を走るのはあまり好きではないので、まずは柔術愛好家らしく遠方にある道場へ自転車で出稽古に行ってみようかな〜。
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